昭和48年神戸大学医学部卒業。49年より合田隆一先生に神経ブロックの手ほどきを受けて以来ペインクリニックに従事。昭和61年、公立御津病院(現在:たつの市民病院)に播州地区での最初の麻酔科外来(ペインクリニック)を開設しました。特に平成に入ってからは透視下ブロックに力を注ぎ、透視下ブロックでは兵庫県下でも有数の数を行ってきました。透視下ブロックは『より安全(Safety)、より確実(Steady)、より迅速(Speedy)なブロックである』との信念に基づき行ってきました。そのため透視下ブロックが即座に行えるように設備を整え診療上必要であればリアルタイムに透視下ブロックを行い、痛みの著しい患者さんに速やかに痛みを和らげることを第一目標にかかげました。
また痛みを伴う透視下ブロックとしてされていた「神経根ブロック」も手技を工夫して「痛くない神経根ブロック」を目指しており、まだまだ改良の余地はありますが多くの患者さんに神経根穿刺時の痛みをあまり感じずに神経根ブロックが行えるようになってきました。エコーガイド下神経ブロック、T1/2経椎間孔性頸部硬膜外ブロックなども導入しています。
入院治療が必要な場合は姫路赤十字病院麻酔科、IHI播磨病院麻酔科等と連携して治療にあたります。手術が必要な場合も各手術のエキスパートを紹介いたします。
院長 木下 修
1966年 | 兵庫県立姫路南高等学校卒業 神戸大学医学部入学(神戸大学落語研究会創設に参加) |
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1973年 | 神戸大学医学部卒業(神戸大学落語研究会中途退学) |
1981年 | 神戸大学医学部付属病院麻酔科 兵庫県立姫路循環器病センター麻酔科 |
1985年 | 宝塚市立病院麻酔科 |
1986年 | 公立御津病院麻酔科 |
2003年 | 公立御津病院長 |
2005年 | たつの市立御津病院長(現:たつの市民病院) |
2009年 | 退職 |
2010年 | 「きのしたペインクリニック」開設 |